夜の事
秋雨川石
星が降り注ぐ夜に身を委ねる。
優しく包み込む闇の中へ漂う。
それが私は好きな時 ― 夜、星月夜、しんとして物音一つもしない深夜だ。
星空を仰ぐ。星様が高い所で空々しくかけて、キラキラしている。大嫌いな飛ぶ虫がブンブンと街道のアーク燈を回って舞っている。此れから人生の道程を如何にやって進もうか?今頃すべき事とすべきではない事を考えて、考えて、深く考えて。。。
読みかけの本をそのまま置いて、耳を塞いでいるイヤホーンを外して、流れ出した物を聞いて、あ、それはショパンだ。いつも優しく笑っている先生の話を思い出して、あ、それは音漏れだ。
野良猫は屋根を過ごして、私はそこを見て、だが見たのは徐に(おもむろに)昇っている丸の火だけだった。実は、人々の人生はあたかも夜のような黒い時がある。けれどもいずれ明るくなれる。夜明けにはまだ途方もないし、きっと雲が薄くなって月の光が通ってくるのだ。
以此谨记我学日文的那段日子。